竹俣勇壱 × 棚橋祐介服部竜也 × 廣島晴弥 展 会期|2021年2月13日(土)▷ 3月14日(日)開廊時間|11:00~17:30定休日|火曜場所|gallery yamahon Yuichi Takemata, Yusuke TanahashiTatsuya Hattori, Haruya HiroshimaFeb. 13, – Mar. 14, 2021Wednesday- Monday 11:00 – 17:30MAP: gallery yamahon 本展では日常使いの器として端正な作品を制作する4名の作家をご紹介いたします。金属を素材にカトラリーやジュエリー、茶道具などを制作する竹俣勇壱さん。伝統工芸の町、金沢市で活動されている竹俣さんは指輪やピアスなどのアクセサリーを中心に創作活動を始められました。そうした中、工芸作家との出会いから茶道具や器を作り始めます。金沢市で育った竹俣さんは伝統工芸が自分自身の日常から離れた工芸だったこともあり、自分自身も使いたい生活道具として現在はカトラリーを中心に器を多く作られています。また棚橋祐介さんは貫入に着色したアンティーク調の器や照明器具と味わい深い作品を作陶されます。瀬戸市工芸館陶芸コース終了後、多治見市にあるスタジオ・マーボで制作を始めます。当時、スタジオ・マーボには大村剛さんや吉田次郎さんといった多くの若き陶芸家が集まり、それぞれの造形を確立しようと切磋琢磨し、仕事をされていました。その後、現在の岐阜県揖斐郡池田に仕事場と住まいを移し、活動されています。同じく岐阜県で作陶する服部竜也さんは現在、土岐市にて制作されています。服部さんは陶芸の町、多治見市で生まれ、育ちます。元々陶芸には関心がなかったようですが、子供の頃から手を動かして物を作ることが好きだったこともあり、陶芸の道に進まれました。緊張感のある急須やプレートといった日常の器を主に制作されています。最後のご紹介は廣島晴弥さん。カットガラスを中心にアンティークグラスやデッドストック、プロダクトや作家に制作依頼したガラスにカットを施す仕事をされています。廣島さんは2003年から2017年までの14年間、ガラス作家の辻和美さんが主催するガラス工房factoryzoomerでカットマンとして多くの器を制作されてきました。そして2017年に独立。Barという場に憧れを抱いたことからガラスを始められ、現在はhcollectionとしてお酒周りのグラスを中心に制作されています。galleryyamahonでは初めて紹介させて頂く作り手となります。日常の食卓を彩るガラス、金属、陶の器が多数並びます。どうぞ4名の作り手の仕事をお楽しみください。 竹俣 勇壱 Yuichi Takemata1975 石川県金沢市生まれ1995 彫金を学び始める2002 独立。オーダージュエリーを中心に活動を始める2004 アトリエ兼ショップ「KiKU」オープン2008 ジュエリーに加え生活道具、茶道具の製作を始める2010 「sayuu」オープン。2店舗のショップを中心に全国で展覧会を開催。機能や技法にとらわれず、意匠的な美しさを追求し、古色仕上げ、精密な鏡面仕上げなど様々な加工を使い分ける。金沢大学 非常勤講師 棚橋 祐介 Yusuke Tanahashi1980 岐阜県生まれ2001 多治見工業高等学校陶磁化学芸術科卒業2003 瀬戸市工芸館陶芸コース終了現在、岐阜県揖斐郡池田町にて作陶 服部 竜也 Tatsuya Hattori1978 岐阜県多治見市生まれ2004 多治見市陶磁器意匠研究所修了現在、岐阜県土岐市にて製作 廣島 晴弥 Haruya Hiroshima1978 石川県生まれ2003 富山ガラス造形研究所 造形科 卒業factory zoomer 勤務(2003-2017)2004 「h collection」として作品制作を開始2017 金沢に工房を開設