本展では手紡ぎの野蚕(タッサーシルク)や家蚕、ウール、各種の麻、木綿など天然の繊維素材を用いて布を織る、真木テキスタイルスタジオの展覧会を開催いたします。素材になる植物を育て、糸を紡ぎ、染め…そして織る。こうして作られた作品からは「手の仕事」でしか作ることの出来ないモノや、「手の仕事」でしか感じることのできないモノの魅力が感じられます。今回の展覧会ではいつも見ている糸の美しさを繋いだり、織ったり重ね合わせたりした作品が並びます。手紡ぎ手織りの綿生地で、毎日着たくなる日常着や麻×シルクのさらりとした風合いの衣、日除けに最適なシルクストール、端裂を繋いでつくるマットや刺子茶敷布、麻×エリシルクの手触りよいタオルなど…
初夏ならではの布、衣、暮らし布をどうぞご覧ください。