真木テキスタイルスタジオ展 つむぎ糸布

会期|5月27日(土)▷ 6月18日(日)
開廊時間|11:00~17:30
定休日|火曜
場所|gallery yamahon
在廊日|5月28日(日) 29(月)
Vol. 161 MAKI TEXTILE STUDIO Exhibition
May. 27 – Jun. 18
Wednesday- Monday 11:00 – 17:30
MAP: gallery yamahon
本展では手紡ぎの野蚕(タッサーシルク)や家蚕、ウール、各種の麻、木綿など天然の繊維素材を用いて布を織る、真木テキスタイルスタジオの展覧会を開催いたします。素材になる植物を育て、糸を紡ぎ、染め…そして織る。こうして作られた作品からは「手の仕事」でしか作ることの出来ないモノや、「手の仕事」でしか感じることのできないモノの魅力が感じられます。今回の展覧会ではいつも見ている糸の美しさを繋いだり、織ったり重ね合わせたりした作品が並びます。手紡ぎ手織りの綿生地で、毎日着たくなる日常着や麻×シルクのさらりとした風合いの衣、日除けに最適なシルクストール、端裂を繋いでつくるマットや刺子茶敷布、麻×エリシルクの手触りよいタオルなど… 初夏ならではの布、衣、暮らし布をどうぞご覧ください。

真木 千秋 Chiaki Maki

経歴
1979 武蔵野美術短期大学にてデザインテキスタイルを学ぶ。
2004 アメリカ・ロードアイランド造形大学にてテキスタイルを学ぶ。BFA(芸術博士号)取得
1983 中南米、東欧、アジア諸国を訪れ、染織を見て歩く。
1985 ニューヨークにてフリーランス、テキスタイルデザインを手がける。
1989 インドにて創作活動をはじめる
1990 東京・あきる野に真木テキスタイルスタジオを設ける。
1994 セントルイス美術館、ミネアポリス美術館に作品所蔵。
1996~ 10年間南青山にて真木テキスタイルスタジオショップを運営。
2000 MOMAニューヨーク近代美術館Contemporay Japanese Textilesに出展。
2006 あきる野市、竹林shopオープン。
2009 北インド、デラドンにganga工房を立ち上げる。
2012 スタジオ・ムンバイのビジョイジェイン氏設計の新工房建設プロジェクト始動。
2017 Ganga Maki Textile Studio が完成
    新工房では半農半工を目指す人々とともに植物染料や繊維等の有用植物を育て、
    素材作りから、紡ぎ、染め、織り、仕上がりまでの布づくりをしている
2019 ミラノ、Art Galley ASSAB ONEにてChiaki Maki 「The Alchemy of Weaving」織りの錬金術 開催
2014年 2015年 2017年にうつわ京都やまほんにて展覧会を開催
2011年 2014年 2016年 2018年 2020年にgallery yamahonにて展覧会を開催