安藤郁子展 あいだ ゆるふ

会期|5月11日(土) ▷ 6月2日(日)
開廊時間|11:00~17:30
定休日|火曜
場所|gallery yamahon
在廊日|5月11日(土)
Vol. 171 Ikuko Ando: Ceramics
May. 11 – Jun. 2
Wednesday- Monday 11:00 – 17:30
MAP: gallery yamahon

静かな佇まいでありながらも、焼〆という根源的な焼成ゆえ素朴で力強い安藤郁子さんの作品。本展では「あいだ ゆるふ」をテーマとした作品とインスタレーションを展示いたします。
「あいだ」という言葉に連想するモチーフは様々で、昨日と今日のあいだ・あなたと私のあいだ・自然と人工のあいだ…など無数に思い浮かびます。「あいだ ゆるふ」は現代の言葉に訳すと「あいだがゆるんでいく」。個々にフォーカスして見ると個性が見え、全体を俯瞰するように眺めると、境界が緩み、全てが一つにつながっていくような感覚に覚えはないでしょうか。そのような言葉にすると消えてしまいそうな繊細な感覚を、安藤郁子さんは空間と造形で表現しているように感じます。

安藤 郁子 Ikuko Ando

経歴
1970 青森県生まれ
1994 上越教育大学大学院学校教育研究科芸術系美術修了
1994~1997 金沢卯辰山工芸工房在籍
1995 朝日現代クラフト展グランプリ受賞
1996 マスダスタジオ(東京) にて初個展
1997 ギャルリプチボワ(大阪)
2003 INAX世界のタイル博物館(愛知)
2004 リアスアーク美術館(宮城)
2007 滋賀県立陶芸の森美術館、北海道立函館美術館など展覧会多数
2015 「NPO法人アートリンクうちのあかり」を設立
2017 秋田公立美術大学 美術学部美術学科 准教授<
2006、2012、2017、2021 ギャラリーやまほんにて展覧会開催