厚川 文子 島田 篤 展

会期|2023年1月7日(土)▷ 1月29日(日)
開廊時間|11:00~17:30
定休日|火曜
場所|gallery yamahon
在廊日|1月7日(土)
Vol. 156 Fumiko Atsukawa / Atsushi Shimada: Ceramics
Jan. 7, – Jan. 29, 2022
Wednesday- Monday 11:00 – 17:30
MAP: gallery yamahon

本展では長野県佐久市にて制作する厚川文子と島田篤の二人展を開催します。
二人の作品は同じ柔らかな印象を持つ造形ですが、厚川文子の仕事は大らかなフォルムでありながら凛とした佇まいを持つ器を制作しています。厚川の器は料理や食材を盛るための道具としての役目と同時に空気や水などの透明な物を盛ることを想定して作られたかのように、無垢な空気感を纏う造形作品と言えます。
一方の島田篤の仕事は「日常の移ろいを形にしている」と本人が言うように、日々の生活で島田が感じる事柄をオブジェという形に昇華します。島田が作るユーモア溢れるオブジェは観る者に物語が始まりそうな期待感を抱かせるような世界観を持ちます。
それぞれの感性で土という素材が持つ温かみと自由さを表現する二人の作品は暮らしの中で私たちの心を和ませまる、親密性を持ち合わせています。
gallery yamahonでは初めての2人展となります。どうぞ会場で作品をご覧いただき、二人の空気感を体験頂けると幸いです。

厚川 文子 Fumiko Atsukawa

経歴
1975 埼玉県さいたま市生まれ
1997 和光大学人文学部芸術学科
2004 多治見市陶磁器意匠研究所卒業
2005 ギャラリー数寄(愛知)にて初個展を開催
2012 うつわ京都やまほんにて展覧会開催
現在岐阜県多治見にて制作

 

島田 篤 Atsushi Shimada

経歴
1974 東京都生まれ
1999 早稲田大学第二文学部 卒業
2000 岐阜県上矢作にて陶芸をはじめる

2005 イタリアサヴォーナにて制作
2010 岐阜県多治見市に築窯