小澄正雄 硝子展

会期|6月8日(土) ▷ 6月30日(日)
開廊時間|11:00~17:30
定休日|火曜
場所|gallery yamahon
在廊日|6月8日(土)
Vol. 172 Masao Kozumi: Glasswork
Jun. 8 – Jun. 30
Wednesday- Monday 11:00 – 17:30
MAP: gallery yamahon

岐阜県で制作される硝子作家・小澄正雄さんの展覧会を開催します。
小澄さんは、伝統的な「宙吹き」や「型吹き」の技術を用い、クラシカルな佇まいの作品から日常遣いのグラスや器まで幅広く制作されています。一見すると透明に見える硝子の中にも、ほのかに緑や琥珀色を呈した硝子もあり、吹き成形による揺らぎや気泡、光と影がゆらめいてどこか郷愁を感じさせます。江戸時代中後期の型吹き硝子のように薄く、軽やかな器を作ることで知られる小澄さんですが、自身も古陶磁器や古い硝子を好み、作品からもその趣向が伺えます。和硝子の名品を手本とした作品は、漆器や陶磁器とも相性が良く、和洋問わず現代の食卓に彩りを添えてくれます。今展では、透明な硝子の他にも色硝子の作品や型吹きの新作も出展いただきます。初夏の光が美しい季節に小澄さんの硝子の器をどうぞご高覧ください。

小澄 正雄 Masao Kozumi

経歴
1979 熊本県生まれ
2001 富山ガラス造形研究所を卒業
2005 富山県朝日町にて制作
2015 岐阜県に移住し、制作