田中直純 陶磁器展

会期|1月4日(土) ▷ 1月26日(日)
開廊時間|11:00~17:30
定休日|火曜・水曜
場所|gallery yamahon
在廊日|1月4日(土)
Vol. 178 Naozumi Tanaka
Jan. 4 – Jan. 26, 2025
Closed on Tuesday/Wednesday
11:00 – 17:30
MAP: gallery yamahon

本展では、岐阜県中津川市を拠点に制作活動を行う田中直純さんの作品展を開催いたします。田中さんは大学で陶芸を学び、卒業後はギャルリ百草に入社。陶作家・安藤雅信氏のもとで研鑽を積み、2019年に独立されました。田中さんの作品は、線と面が調和し、静かに移り変わる優美な造形が特徴的で、その造形から生まれる唯一無二の手触りは、心に響く深い美を湛えています。特に、追求し続けてきた柔らかな白色の表現には、揺るぎない美しさと確かな技術が感じられます。さらに近年では、新たな挑戦として取り組まれている銀彩や白橡釉も注目されています。穏やかで上品な佇まいの銀彩や、骨董を思わせる風格を持つ白橡釉は、従来の作品にさらなる奥行きを加えています。また、これまで展開されてきた貫入表現も、いっそう豊かな表現へと昇華し、鑑賞者を惹きつけます。本展では、中国茶を習い始めたことが契機となり、ここ数年力を注いで制作されている茶器をはじめ、日常使いの食器もご紹介します。加えて、田中さんならではの柔らかい白色を基調とした作品も展示予定です。今回、gallery yamahonでは初の個展となります。この貴重な機会に、田中さんの世界観をぜひお楽しみください。

田中直純 Naozumi Tanaka

経歴
1985 埼玉県出身
2007 京都造形大学/美術工芸学科卒
「ギャルリももぐさ」に入社
2019年 独立
現在、岐阜県中津川市にて作陶する。