生活工芸展 2021

【会場1】
会期|2021年7月10日(土)▷ 8月29日(日)

開廊時間|11:00~17:30
定休日|火曜
場所|gallery yamahon
【会場2】
会期|2021年7月10日(土)▷ 7月25日(日)

開館時間|10:00~18:00
休館日|火曜
場所|史跡旧崇広堂
入場料|無料
◎崇広堂での駐車場や会場に関してのお問い合わせ先
TEL 0595-24-6090
 
 
Place 1: gallery yamahon
July 10, – Aug. 29, 2021
Wednesday- Monday 11:00 – 17:30
MAP: gallery yamahon
Place 2: Kyu-Suko-Do
July 10, – July 25, 2021
Wednesday- Monday 10:00 – 18:00
MAP: Kyu-Suko-Do
 

今年も伊賀市内の旧崇広堂、gallery yamahonの2会場で「生活工芸」展を開催致します。

この「生活工芸」という言葉は 、民芸運動の時代から三島町生活工芸館(福島県)、また近年、2020年には金沢市の石川県立伝統産業工芸館が「いしかわ生活工芸ミュージアム」と称し開館されたりと、これまでも使われていました。それぞれの「生活工芸」という言葉に込められた意味合いは少しづつ異なりますが、暮らしの中にある工芸と使い手の親密な関係性は時代に関わらず共通しているように思います。

私たちの「生活工芸」の始まりは2000年初頭からの新たな工芸の動向に端を発します。その流れを作った作家に見られる工芸の本質は高度な技術や伝統的な美意識を求めるものとは異なり、作り手が自身の生活を見つめることから生まれた現代的な生活に寄り添った工芸品でした。それはマンションのようなシンプルな空間にも似合う工芸品。工芸の魅力は日々のありふれた生活の中で美を感じることです。器は三度の食事を彩り、時に器を持つその所作にも美しさをもたらします。急須でお茶を入れる所作に見惚れた記憶をお持ちの方も多いのではないでしょうか。生活の中の工芸がもたらすその安らぎはプラスチックの無機質な容器には代替えできないものがあります。粘土、木、漆といった自然素材を身近に感じる安堵感もまた、電子機器に囲まれた現代社会にはますます必要となることでしょう。

今展では全国で活躍する66名の工芸作家の器を一堂に展示致します。これまで脈々と続いてきた日本の器文化、工芸文化の魅力をこれからの作り手、使い手に感じて頂ける機会となれば幸いです。


gallery yamahon 山本忠臣

 
出展作家
浅井庸佑/厚川文子/荒井智哉/安藤雅信/井上美樹/岩田圭介/岩田美智子/岩本忠美/内田京子/内田鋼一/エプロン商会/大谷哲也/大谷桃子/大村剛/柏木円/金森正起/川合優/寒川義雄/紀平佳丈/黒畑日佐代/小澄正雄/島田篤/城進/杉田明彦/須田貴世子/千 sen/竹口要/竹俣勇壱/棚橋祐介/辻村塊/辻村唯/津田清和/土田和茂/つちや織物所/富井貴志/冨沢恭子/中野知昭/中村友美/中山秀斗/八田亨/服部竜也/初雪・ポッケ/ヒガシ竹工所 東 浩章/ひごかど 細川由紀子/ヒムカシ/廣島晴弥/福森道歩/藤原純/古谷朱里/古谷宣幸/細川護光/真木テキスタイルスタジオ/水垣千悦/三谷龍二/三笘修/三野直子/森岡由利子/森岡成好/山田洋次/山本忠正/渡辺遼/atelier Une place surla Terre/Bowl Pond/minä perhonen/mon Sakata/paisano
※細川護光さんの作品のみ7月下旬からの展示となります。
 
◎駐車場について
gallery yamahon の敷地内にに駐車場をご用意しておりますが、
混雑時は臨時駐車場をご利用頂く場合が ございます。
臨時駐車場から会場までは徒歩 3 分程度 となります。

【ギャラリーからの地図はこちら

 
ご予約はご不要です。
会場1のgallery yamahonでは整理券を配布いたします。配布開始時刻は当日決定いたします。
会期途中よりオンラインショップでも作品をお買い求めいただけます。掲載日時はインスタグラムにてお知らせいたします。