色景 #02 IRO-KEI

minä perhonen

会期|2022年4月16日(土)▷ 5月8日(日)
※16日(土)、17日(日)は完全予約制

開廊時間|11:00~17:30

定休日|火曜
場所|gallery yamahon
デザイナー在廊日|4月16日、17日
IRO-KEI #02|minä perhonen
Apr. 16, – May 8, 2022
Wednesday- Monday 11:00 – 17:30
MAP: gallery yamahon

本展では「ミナ ペルホネン 色景 #02」と題して、ミナ ペルホネンの定番となる器や時計などのプロダクトを一堂にご紹介いたします。「色景」はデザイナー・皆川明さんが「景色」を逆さまにすることで、当たり前になっている事象をあらためて見つめ、意識し直すことを大切にしたいという思いからギャラリーやまほんでの展覧会タイトルとなりました。ミナ ペルホネンの洋服はユーモアのあるデザインとそれを形にする縫製の技術が際立ちますが、そこにはいつも広い視点から見た「色景」がちりばめられています。そしてその「色景」はやがて日常に馴染み、ゆっくりと生活の「景色」となることが想像でき、こうした循環を生み出す世界観がミナ ペルホネンの活動の根幹のように感じています。ギャラリーやまほんでは2度目となる展覧会です。今展でもミナ ペルホネンの世界観をどうぞお愉しみください。

山本忠臣

【皆川明に27の質問】 27 questions with Akira Minagawa
gallery yamahonにgallery yamahonにて現在開催中の【 minä perhonen 色景 #02 展 】のイベントとしてミナ ペルホネン デザイナー皆川明にギャラリーやまほん 山本忠臣が27の質問をいたしました。一般の方から募集させていただいた質問をデザイナー皆川明さんにお答え頂きました。
皆川さんのルーティンや愛読書、また現代についての考察など興味深い内容となっておりますのでどうぞご覧ください。

minä perhonen
オリジナルの図案によるファブリックを作るところから服作りを進める。国内外の生地産地と連携し、素材開発や技術開発にも精力的に取り組む。ブランド名は、デザイナーが北欧への旅を重ねる中で、そのライフスタイルやカルチャーに共鳴し、フィンランドの言葉から取った。「minä」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を意味する言葉。蝶の美しい羽のような図案を軽やかに作っていきたいという願いを込めている。ブランドロゴは、「私(四角)の中のさまざまな個性(粒の集合)」を表す。蝶の種類が数え切れないほどあるように、デザイナーの生み出すデザインもまた、増え続ける。

【注意】
4月16日(土)、17日(日)は完全予約制です。
恐れ入りますが、ご予約なしのお客様はギャラリー内へお入りいただくことができませんのでご了承くださいませ。※カフェも混雑を避けるためにご予約の方のみのご利用とさせていただきます。

<<ご予約について>>


◎駐車場について
gallery yamahon の敷地内にに駐車場をご用意しておりますが、混雑時は臨時駐車場をご利用頂く場合が ございます。

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皆川 明 | Akira Minagawa

1967年生まれ。1995年に「minä perhonen」の前身である「minä」を設立。ハンドドローイングを主とする手作業の図案によるテキスタイルデザインを中心に、衣服をはじめ、家具や器、店舗や宿の空間ディレクションなど、日常に寄り添うデザイン活動を行っている。デンマーク Kvadrat、スウェーデン KLIPPANなどのテキスタイルブランド、イタリアの陶磁器ブランド GINORI 1735へのデザイン提供、新聞・雑誌の挿画なども手掛ける。

山本 忠臣 | Tadaomi Yamamoto

1974年三重県伊賀生まれ。2000年伊賀市に「galleryyamahon」を開廊する。2011年、若手工芸家の発表の場として京都に「うつわ京都やまほん」を開廊。2017年6月に二条寺町「京都やまほん」に移転。物と時間の関係性を思考し、商業施設や住宅などの建築設計を行う「やまほん設計室」も主宰する。